住宅性能を表すUA値、C値とは|燕市三条市の注文住宅
こんにちは。新築部の桑原(由)です。
住宅検討していると、普段は見慣れない言葉や数字がでてくると思います。
高性能ですよ!といわれても「じゃあこれってどのくらい高性能なの?」と疑問に思われる方も多いはず。
本日は住宅の性能を表すアレコレについてお話します。
・外皮平均熱貫流率(UA値)[W/㎡・K]
住宅からどのくらいの熱が逃げているか分かる指標です。
UA値を出すためには「住宅全体から逃げる熱量」を
「住宅の外皮部分(断熱ラインに当たるところ)の面積」で割ります。
「逃げる熱量が少ない」つまり「数値が小さい方が性能が高い住宅」といえます。
断熱等性能等級は1~4まで(今年4月に等級5が新設される予定でしたが、コロナの影響か延期になりました…)。
現行基準では4が最高等級です(令和4年5月22日現在)。
地域区分5(ハンズワタベの営業エリア)では
新設予定の等級5のUA値が0.6以下と定められています。
(ハンズワタベの長期優良住宅は等級5の基準値をクリアしています◎)
・C値
住宅の隙間がどのくらいか、気密性能がどのくらいか分かる指標です。
C値を出すためには「住宅全体にある隙間面積(㎠)」を「延床面積(㎡)」で割ります。
「C値が小さい=隙間が小さい=気密性能が高い」といえます。
C値は机上で計算して求められるものではなく、
建てた住宅で実際に測定を行います(一般に気密測定と言われています)。
現在、C値の公的な目標値はありません。
(省エネ基準平成11年改正前まではC値の規定(例:Ⅳ地域でC値5.0以下)がありましたが、改正後の次世代省エネ基準ではC値自体が廃止されてしまいました。)
しかし、気密性は住宅にとって重要な要素です。
気密性が低いと外気が「隙間風」として室内に入りこみ、せっかく空調で整えた室内環境を乱してしまいます。
整えるためには余分なエネルギーを消費が必要になり、結果として電気料金に響くことになります。
(他にも室内の湿気が躯体に与える影響をおさえるなど、
高気密のメリットは沢山ありますが、長くなるので割愛します。)
このため、C値は今でも無視できない指標となっています。
(ハンズワタベの住宅では全棟気密検査を行ってC値の結果をお渡ししています)
(住宅の形状や仕様によっても気密の取りやすさは変わりますが、
少し前にお引渡しした某住宅は0.4㎠/㎡!でした)
住宅をご検討される際の参考になれば幸いです。
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