家づくりの基礎知識 その5|外断熱と内断熱はどう違う?
こんにちは、新築部の足立です。
今回は家づくりの基礎知識「その5」です。
過去の記事は下のリンクを参照ください。
さて、今回は「外断熱と内断熱はどう違う?」です。
住まいの温熱環境を快適に保つには、「断熱」対策が大切です。ここ数年は、新聞や広告などでも「内断熱」「外断熱」という言葉をよく目にしますね。この「内断熱」と「外断熱」はどのように違うのでしょうか?
その前に、そもそも「断熱」とは?
断熱の基本は、外気を遮断するように、建物全体を断熱材でくるむことです。
外に面した床、壁、天井(または屋根)に断熱材を施し、開口部には断熱サッシや断熱玄関ドアを用います。
断熱材は、住宅の内と外とで熱が伝わるのを抑える役割を果たします。
例えば壁の断熱の場合、壁の内側、柱と柱の間に断熱材を施す方法を「内断熱(充てん断熱)」と呼び、柱の外側に断熱材を施す方法を「外断熱(外張り断熱)」と呼びます。
【内断熱(充填断熱)】
壁の中に断熱材を施す方法。
いちばん普及している方法で、一般的に
外張り断熱より厚い断熱層を安いコストで施工できます。
断熱材にすき間が出来ると、壁の内部結露が生じやすいので、施工に注意する必要があります。
【外断熱(外張り断熱)】
家の外側全体をすっぽり断熱材でくるむ方法。断熱性に優れ、内部結露が生じにくいなどのメリットがありますが、コストは割高になります。
また、あまり厚い断熱層は作りにくくなります。
当社の新商品【EVER】ではこの内断熱と外断熱の組み合わせた断熱を採用しております。
非常に高い断熱性能に加え、内断熱・外断熱の欠点をそれぞれが補完する理想的な「断熱」となっております。こちらのモデルハウスは9月に燕市水道町にてオープン予定です。また、構造見学を7月上旬に開催する予定です。詳しくはHPまたはスタッフまでお問い合わせください!
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