家づくりの基礎知識 その6|工事の流れについて
こんにちは、新築部の足立です。
今回は家づくりの基礎知識「その6」です。
過去の記事は下のリンクを参照ください。
さて、今回は「工事の流れについて」です。
工事が始まって、家が完成するまでにはどのような工程があるのでしょうか。今回は、着工から完成までの一般的な流れをご紹介します
①着工
工事のスタートです。工事期間中は、騒音や車両の出入りなど近隣に何かと迷惑がかかります。これから長いお付き合いになるので、工事前には近隣への挨拶が重要になります。
②地鎮祭・地縄張り
地鎮祭は、これから始まる工事の無事と、関係者の安全を祈願し、土地の神様を祀る儀式です。地縄張りは、敷地の中に設計図どおりに縄を張り、配置を確認する作業です。地鎮祭と一緒に行うのが一般的です。
③地盤改良工事
事前の地盤調査によって地盤の強さ(地耐力)を調べて、建物の荷重に耐えられるか判断します。地耐力が不足している場合、必要に応じた工法で地盤補強を行います。なお、ここ県央エリアでは、ほとんどの物件が地盤改良工事が必要と判定されています。
④基礎工事
基礎を据え付ける位置まで地面を掘り下げ、そこに砂利などを敷いて、鉄筋を配筋してコンクリートを流し込みます。
⑤木工事・上棟式
上棟式は、家の骨組みが完成し、屋根の頂点に棟木を上げる時に行う儀式です。これまでの工事が無事に進んだことに対し感謝して、今後の工事の安全を祈願します。最近は、省略するケースも多くなっています。ハンズワタベでは積極的に行うようにしており、「餅まき」も勧めております。
⑥屋根工事・外壁工事
屋根、外壁が出来上がると家らしくなり実感がわいてきます。この段階で窓サッシや玄関ドアが付いて、建物が外部から塞がれます。
⑦配管・配線工事
電気・ガス・水道などの工事です。照明やコンセントの位置を確認しておきましょう。
⑧建具工事・内装工事
ドア、フローリングや塗装工事、クロス張り工事を行います。
⑨竣工検査
ついに完成!工事責任者、設計担当者、施主の3者が立ち会って最終検査を行います。しっかりチェックをして、気になる点・不明な点は遠慮なく申し出ましょう。
完成・引渡し
新居の鍵や重要書類をお渡しします。
ハンズワタベでは記念に竣工式を行います!工事に携わった職人さんから施工に関しての感想やお礼の言葉を述べます。中には感動して涙ぐまれるお施主様もいらっしゃいます。