ステンレスお手入れの注意点｜燕市、三条市の注文住宅

こんにちは。新築部の桑原（由）です。

 

錆びにくい金属として一般に知られているステンレス。

住宅設備の表面仕上げなど色々な箇所に使用されています。

 

システムキッチンではワークトップ（野菜を切ったりする面）や流し部分にステンレス仕上げを採用すると、熱変色や染み付きが起こりにくいことから、機能面重視の方に人気です。

（人造大理石はカラーバリエーションや表情が豊富で雰囲気づくりや質感に魅力があります）

 

そんなステンレスの錆びない理由は

添加物のクロムが酸素と結合して鋼表面に形成される「不動態被膜（酸化被膜）」です。

この被膜が錆びの進行をとめています◎

 

“錆びにくい”とされているステンレスですが、

“錆びない”ものではありません。

 

「被膜を剥がされてしまう」、「別の錆びがくっつく」

などの理由で錆びやすい状態になることがあります。

 

燕市は金属加工の町です。

「ステンレスなのに錆びてきた！」という理由の多くは

鉄粉がステンレスに付着したまま錆びた「もらい錆び」です。

風に乗ってきたり、服や肌についた鉄粉が落ちてしまうので、

他の地域より原因をつくりやすい・・・。

ただこれは日常の小まめな洗浄で解決するので、

ザッとなで洗いでよいのでお手入れを欠かさないことが大切です。

 

次に「被膜を剥がされてしまう」とはどういうことか。

犯人は排水溝の「ぬめり取り」です。

ドラックストアなどで手に入りますが、その種類に注意が必要です。

塩素にはステンレスの不動態被膜を破壊し腐食・劣化させる働きがあります。

 

（塩にも同じ働きがあるので、流しを使ったあとは表面を洗い流して乾燥させ、空気に触れさせることで被膜を復活させるとよいです）

 

ぬめり取りに「塩素系洗剤・漂白剤」を使用しない。

もし使用した場合は、放置しないで残さず洗い流し乾燥させると

美しいステンレスを保つことができます。

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

新築をご検討中の方へ

現在建売住宅3棟が見学可能です。
実際にハンズワタベが建てた住宅を見学してみませんか？

家づくりにまつわる疑問や質問にもお答えします！

各種イベント・見学会のご予約はこちらをご覧ください。