目と色のお話|プルキンエ現象|燕市・三条市の注文住宅
こんにちは。新築部の桑原(由)です。
先月の健康診断で、片目だけ視力が下がっている事実に気づきました。
利き目だけ下がったようなので、皆さまも眼精疲労にはお気をつけください…。
本日は目と色のお話です。
私たちの目に色が見えるためには3つの条件が必要です。
・「光源(太陽光や照明)」があること
・「物体(見る対象)」があること
・「目」が機能していること
この3つが揃わないと、私たちは色を感じることができません。
例えば「リンゴ(赤色)」が見えているときは
光源からの光が物体(リンゴ)に当たって、
反射した赤色の光を目が感知して「赤色が見える」状態になっています。
(赤色以外の光はどこへ消えたかというと、リンゴが吸収してしまっています)
余談ですが、
太陽に照らされると黒い色の物が熱くなってしまうのは、
光(電磁波)を反射しないで全部吸収しているからです。
ちなみに私たちが「光」として感じられるのは「可視光線」といわれる電磁波です。
波長が380nm~780nmの間が可視光線として人間の見える電磁波で
これより短波長側が「紫外線」、長波長側が「赤外線」。
(聞きなれた単語になってきましたね◎)
なんで「“紫”外線」「“赤”外線」というかというと、
波長の長さが下記のようになっているからなのです。
「紫外線|380nm | 紫、青、青緑、緑、黄色、橙、赤 | 780nm|赤外線」
紫の外側にあるから紫外線
赤の外側にあるから赤外線
意外と単純です。
何であえてこんなお話をしているかというと、
私たちの目に見える色の鮮やかさは
その時の「明るさ」と見ている物の「色(波長の長さ)」によって変わってくるからです。
これは人体の機能が係っています。
私たちの目は
明るい場所では、緑(555nmあたり)を一番感じやすく
暗い場所では、青緑(500nmあたり)を一番感じやすいように出来ています。
(色を感じやすいゾーンが波長の短い側にずれてしまうのです。)
これは「プルキンエ現象」という名前がついています。
このため、暗いところでは青みの色の方が鮮やかに・赤みの色はくすんで見えます。
(個人的にはライブ会場など暗い中で赤より青の衣装の方がなんとなく映えるのはこのせいだろうと思っています)(くすむことを想定して最初から強烈な彩度にしておくのも手だとは思います…)
サイン(道路標識など)も夜でも見やすい青になっていますね。
もし外観をライトアップして目立たせたり、
ライティングの弱い部屋(寝室など)にピクチャーパネルなどを飾るときは
寒色系の方が鮮やかに見えておすすめです◎
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