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家づくりのワンポイントアドバイス 内装材の選び方①
新築部の足立です。
壁は家の中で、かなり大きな面積を占める為、素材や色によって印象が大きく変わります。素材や家具との調和、全体の色合いなどよくイメージして選びましょう。
【壁材の種類】
●塗り壁 ●
〈珪藻土〉珪藻土はプランクトンの死骸が積もって化石化した泥土です。吸水性・放湿性が高く、断熱性の高い自然素材です。経年によりヒビ割れが生じることがあります。
〈漆喰(しっくい)〉石灰に水と砂などを混ぜて塗る壁です。昭和の初めから中頃までは最も一般的に使われた壁材ですが、最近また、自然素材として見直されてきています。調湿には優れますが、ヒビ割れが生じることがあります。
〈じゅらく壁〉京壁とも呼ばれ、樹脂に砂や顔料を混ぜたものを吹き付けた壁です。和室に多く使われ、色や肌合いを楽しむことができます。砂壁なので、強くこすったり、経年により表面がはがれ落ちやすくなります。
●クロス●
クロスには、紙・布・ビニールの3種類があります。
中でもビニールクロスはデザインも豊富で施工性が良く、比較的安価なことから多く使われます。社会問題にもなった「シックハウス症候群」に配慮したものも多く出ています。メンテナンスが楽でお掃除も簡単ですが、調湿性は劣ります。最近では素材に塩ビを使わない健康に配慮した、オレフィン紙やケナフ紙が注目されています。
他にも、合板を使用した板張りやタイル、レンガ、コルクなど場所と用途に応じて様々な壁材があります。
どの素材も長所・短所があります。
素材選びに迷った時にはご相談下さい!