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暮らしの中の「色」~セピア~
こんにちは、新築部の足立です。
秋という季節は様々な色を楽しめる季節ですね。今回はそんな「色」にまつわる事を書きます。
テーマは、よく聞く「セピアカラー」って何色?
「秋色」と聞いて、どのような色を思い浮かべますか?
秋も深まってくると、ノスタルジックで落ち着いた「セピアカラー」が似合いますね。
ところで、この「セピア」とは何のことだか分かりますか?
実は、セピアの語源はラテン語で「イカ墨」のことをさします。昔は、イカ墨をインクや絵の具として使っていました。
イカ墨(セピア)で描いた絵や文字は、乾くと茶褐色に近い色に変化しますが、この変化した色が一般にイメージする「セピアカラー」です。でも、「セピアカラー」と「イカ墨色」では大分イメージも違ってきますね。
ドイツではイカのことを「ティンテン・フィッシュ(インク魚)」、中国では「海神の書記」、日本でも昔は「墨魚」と呼んでいたそうです。
これが、一般的な「セピアカラー」の由来ですが、一方では『セピアとは、中世フランスに実在した美しい姫の名前。夫が十字軍の遠征に出かけている間に、操を守る証としてドレスを着替えなかった為、夫が戻った時には白いドレスが茶褐色になっていた。この色をセピア色と呼ぶようになった』と、こんな説もあるそうです。
何でもない風景写真でもセピアカラーになると雰囲気のある写真になりますね。今はスマホのアプリなどで簡単に様々な加工が出来ますので、お気に入りの一枚をセピアカラーに加工してみてはいかがですか。