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家づくりの基礎知識 その7|図面の種類とチェックポイント

こんにちは、新築部の足立です。

今回は家づくりの基礎知識「その7」です。

過去の記事は下のリンクを参照ください。

その1 敷地の「建ぺい率と容積率」について

その2 敷地の「用途地域」について

その3 耐震・制震・免震

その4 家の工法を知ろう!

その5 外断熱と内断熱はどう違う?

その6 工事の流れについて

 

さて、今回は「図面の種類とチェックポイントです。

 

家族の夢や希望が詰まった家づくりの基本になる建築図面。図面にはどのような種類があるのでしょうか。基本的な図面の種類とチェックポイントをご紹介します。

配置図

建物が敷地のどこに建てられるかを示したものです。

★ここをチェック

・車庫の配置や広さは良いか。

・勝手口は便利な場所にあるか。

・隣地や境界線と建物の間隔はどうか。

・隣家との関係はどうか(窓の位置など)

 

平面図

いわゆる間取り図。建物を各階ごとに真上から見た状態を示したものです。

★ここをチェック

・部屋数や広さ、配置は家族構成や暮らし方 に合っているか。

・動線はスムーズか。(家事作業はしやすいか)

・ドアの開閉は問題ないか。

(開けた時に他のドアや歩いている人にぶつからないか等)

・納戸や収納は必要な分確保されているか。

・窓の位置はプライバシーや採光、通風が配慮されているか。

 

立面図

東西南北の4方向から見た外観を示したものです。

★ここをチェック!

・建物全体のバランスや高さは良いか。

・屋根や軒の形、勾配はどうか。

・窓の位置や大きさなどのバランスは良いか。

 

設備図

平面図に、電気や給排水など各種設備の形式や取付位置などを示したものです。

★ここをチェック!

・スイッチやコンセントの位置は家具を置いても大丈夫な使いやすい位置か。

・コンセントの数は足りているか。

・外のコンセントや照明器具、水栓の位置は良いか等。

 

見慣れていないと難しいかもしれませんが、これをもとに家が建つので、とても大切なものです。

実際に暮らしているつもりで、動線を書き込んでみたり、必要な家具を書き入れてみるなど細かくチェックしましょう。

外部からの目線や、玄関を開けた時の目線など、プライバシーの配慮も重要です。

 

もちろん、これら以外にもたくさんの図面があります。

ハンズワタベでは長期優良住宅を標準にしていますので、矩計図(かなばかりず)、各種仕上げ表、各種構造図、構造計算書、外皮性能図など様々な図面(専門用語で設計図書といいます)を作成していきます。それぞれ図面には目的がありますので、一度その意味を設計者に聞いてみてはいかがでしょうか。

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