社内研修後半
皆さんこんにちは!金山です。
今日は、以前ブログに書いた社内研修の後半について書きたいと思います。
前半は断熱性・気密性・換気についての話でした。
それを受けて後半は、断熱性や気密性を損なわないような施工方法の説明と、
省令準耐火住宅の説明が行われました。
断熱性や気密性を確保するには、空気が抜けないような施工をして、
換気を計画的に行う必要があります。
住宅工事の際には、壁に穴を開けて設備配管を通さなければいけませんよね。
この際に開けた穴から空気が漏れるようだと、断熱性や気密性の高い住宅に
したくても上手くいきません。そこで空気が漏れることがないように、
ハンズワタベでは施工の仕方や仕上げのやり方などをマニュアルでしっかりと
指定し、どの大工さん、どの現場でも同じ品質を達成できるようにしています。
そしてもう一点説明があったのが、省令準耐火住宅に関してのものでした。
省令準耐火というのは、「外部からの延焼防止」「各室防火」
「他室への延焼遅延」に関して対策が施された住宅の事を指します。
それぞれの項目に関して簡単に説明しますと、
「外部からの延焼防止」、、、隣家で火災が発生した際などに、その火を
もらって住宅が火災にならないよう、外壁や軒裏の防火性を高くします。
また、屋根に不燃性の高い素材を葺きます。
「各室防火」、、、家の中の天井や壁に燃えにくいボードを使うことで、万が一
家の中で火災が発生しても、少しでもその部屋の中でとどめる=他室への延焼を
遅らせます。
「他室への延焼遅延」、、、各室防火の施工に加えて、壁や天井の接合部に
当たる部分に、ファイヤーストップと呼ばれる部材を使うことで、柱や
断熱材などに火が燃え移ることを遅らせます。
ハンズワタベの新築住宅は、この省令準耐火を標準設定としており、
使う材料や施工方法もマニュアルの中にしっかり記載されています。
社内研修では、このことを改めて確認し、復習しました。
今回前後半二回の社内研修を通して、知識や意義の再確認はもちろん、
実は知らなかったポイントについても気づくことが出来ました。
基本に立ち返り、マニュアルを守ってこれからも素晴らしい住宅を
皆さまに提供できるようにしていきたいと思います!
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